仕事を知る

土木部門/営業
藤井 清孝
ヒロタの営業は、
お客様との信頼関係から始まる

土木部門の営業として、役所や建設会社など既存の取引先を訪問し、金属工事や金属部材の受注を担っています。いわゆる“ルート営業”と呼ばれる業務形態で、お客様とさまざまな話をしながらニーズをくみ取り、多様な要求に応えていきます。ヒロタの営業で重要なのは、お客様と深い信頼関係を築くこと。受注は、人として信頼を得た結果なのです。そうした仕事のやりがいは、受注したものが街の中に形として残り、心にも刻まれていくことでしょうか。特に思い出深いのは、先輩と担当した橋梁の防護柵工事。優れた施工技術によって完成した工事に贈られる「優良工事表彰」を群馬県土木事務所から受けたこともあって、今でもその橋を通ると、誇らしい気持ちになります。

既存のお客様を回る“ルート営業”が中心
手がけた橋の防護柵工事が「優良工事表彰」を受けました

建築部門/営業
松井 俊祐
打ち合わせから施工管理まで、
幅広い仕事が魅力

営業活動で中心になるのは、ゼネコンが請け負う建築プロジェクトの金属工事部分の受注。誰もが知っている“スーパーゼネコン”もお客様です。これまで学校、病院、老人ホームなどを手がけてきましたが、建物の内・外装や外構に取り付ける金属製品は、一般の人が想像する以上に多くあり、建築プロジェクトの中でも重要な役割を果たしていると思います。営業の仕事は、工事を受注して終わりでなく、ゼネコンとの打ち合わせ、職人の手配、部材の手配、スケジュール管理、取り付け・施工管理までかかわっていきます。完成した現場に達成感を感じるのも「工事の総合責任者」だからこその喜びかもしれません。“売るだけじゃない営業”は、いろいろできる面白さがあり、充実した毎日です。

誰もが知っている“スーパーゼネコン”もお客様
「工事の総合責任者」として完成まで携われる醍醐味

積算担当
河俣 祐一郎
コスト・機能の両面から
金属工事の満足度を高めていく

“積算”は、工事に必要な費用を見積もる仕事。ゼネコンが請け負った建設物の設計図から金属工事部分を特定して、使う部材と数量を拾い出し、計算していきます。この仕事で大事なのは、部材に関する深い知識です。金物のデザインに凝った建物では、加工方法の検討から始めることもあり、頭を悩ますことは少なくありません。また、見積もりに比べて現場予算が低い場合は、VE(バリュー・エンジニアリング)と呼ばれる手法も必要になります。求められる機能は維持しながら低コストの材料を探すことで、工事の“価値”を高めていくのです。業界では事業規模が大きく、ヒロタの技術に対するゼネコンからの期待を感じる中、これからも高い要求に応え、現場を支えていきたいと思っています。

金属工事に使う材料と数量を拾い出し、費用を見積もる
金物に関する深い知識で要求に応え、現場を支えていく

施工図担当
上原 智章
1枚の紙に施工内容を描く。
建築製図は面白く、奥深い

小さいころから絵を描くことが好きで、学生時代に製図の楽しさを知り、ヒロタで出合った建築製図の奥深さにハマってしまいました。担当している施工図は、具体的な施工内容を図面で示していくものです。その役割は、「ゼネコンに向けた施工図」「金物を製造するための製作図」「職人向けの取り付け図」の3つ。設計の意図を読み取り、デザイン性を実現するためには、現場の状況、工場の加工技術、職人さんの作業を考えた作図が欠かせません。重要なのは、現場をよく知ること。考え抜いて緻密な施工図を描いたつもりでも、工事段階で金物の構造物が図面通りに納まらない場合があるからです。今までさまざまな施工図を描いてきましたが、形になったものの一つひとつに愛着を感じられる仕事です。

具体的な施工内容を表す施工図には3つの役割がある
現場をよく知り、あらゆる作業面から図面を考えていく

施工管理
吉原 拓弥
職人と共にプライドをかけ、
優れた工事を積み上げていく

施工図と工程表に沿って工事を管理していくことが施工管理の仕事です。ゼネコンの現場監督との打ち合わせや工事スケジュールのすり合わせ、材料搬入の段取り、搬入車両の手配、職人のスケジュール調整、現場予算の管理など、多様な業務で現場を切り盛りするので“現場の番頭”とも呼ばれています。大事にしているのは、実際に工事を行う職人さんと一歩踏み込んだ関係をつくること。限られた工期の中、予定したタイミングで人と物を動かしますが、“人対人のつきあい”を深めることで、無理を承知でお願いすることにも力を尽くしてくれます。 現場は生き物、まさにマンパワーで動いていくもの。職人さんと共に“プライドをかけた仕事”を積み上げ、優れた工事を生んでいくことがこの仕事の最大のミッションです。

施工図と工程表に沿ってヒトとモノを動かしていく
職人さんと一歩踏み込んだ関係をつくり、共に頑張る