プロジェクトと未来

ヒロタの力が試された時。
全員の力がなければ完成しなかった。

HIROTA Project _武蔵浦和駅の再開発プロジェクト 
大規模マンション全棟のアルミ手摺工事

一貫体制がチャンスにつながる
32階、高さ約100メートルの大規模マンション新築工事のアルミ手摺工事を全て請け負った、当社の中でも大きなプロジェクトとなりました。まさに総力戦という言葉が合う、各部署プロフェッショナルの力が結集されました。最初のご要望をヒアリングして、まとめていくのは『営業』です。2011年の10月頃に初めての御見積を提出。
このプロジェクトは、関東支店の支店長/赤岡が、仕事を受注。
赤岡
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当然競合もありましたが、ヒロタの強みであるクライアントからのきめ細かい要望に、自社金属加工工場(五代多目的加工センター)で、オリジナルの製品が建設現場までスピーディーに納品できることなどの一貫体制が評価され、見事受注となりました!
全長約10,000mに及ぶ手摺の設計に挑戦
次の工程は、施工図制作を石井、三上の女性スタッフが担当しました。
石井・三上
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初期の設計では、三協アルミ様の【ソルーク】というアルミ手摺の商品でしたが重厚感のある幅の広い笠木にガラスを組み合わせた【ボルダー】を中心にご提案、採用となりました。かなり大規模なプロジェクトだったので、全体像がつかみにくかったのですが模型を参考にイメージしていきました。
PC図のアップが遅く、なかなか作図に入れず送られてきた南棟のPC図を確認したら、トップレール(手摺の上部分)から、ガラス手摺(約2,000m)に変更になっていたという予想外の出来事もありました。各現場、大勢の担当者と長期間、関わっていたので電話番号も覚えてしまいました。手がけたアルミ手摺の全長は、6棟で約10,000m! この案件でのメールのやり取りは、約1,400通を超えました。
プロジェクトは完成へ
その後、金属加工を当社加工専門工場の『五代多目的加工センター』で、加工・製造。現場に製品を持ち込み、組み立て約1年間かけての設置工事となりました。最終工程の「施工管理」を担当したのは、1991年入社の吉原です。
吉原
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「これだけの大きな現場を動かしていくのは、やはり簡単ではありませんでした。加工工場から日々届く、材料をその場で組み立て、約10人程度の職人さんと共に工事を進めていきます。途中で様々なトラブルが起きましたがなんとか乗り切り、約1年間の設置・工事を経て、このプロジェクトは完成に向かっています。」
また1つ、ヒロタの仕事が世の中にカタチになりました。まさにヒロタの仕事の醍醐味、面白みが詰まったプロジェクトとなったのです。
そしてヒロタは動いていく。Future・・・
今後のヒロタは、『変化とチャレンジ』をキーワードに様々な領域、分野への進出を考え、行動していきます。 その中で、新卒も含めた新しい人材への期待も大きいです。社内も風通しが良いので入社された方もすぐに活躍できます。会社の歴史は長いですが、決してその実績ばかりに頼るつもりはありません。これからも私たちの強みを活かして、失敗を恐れずにチャレンジし続け、更に世の中に必要とされる企業を目指していきます。
一緒にヒロタの未来を築いて下さい。